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2005年10月05日

CMoyヘッドホンアンプの制作&素人的感想

つーわけで、Chu Moyタイプのお手軽ヘッドホンアンプを作ってみました。先週の木曜日(9月29日)に作ったんですが、いまさら文章書くといういつものパターンです。

ゲイン10倍で制作された方がほとんどですが、中村さん制作例2がゲイン6倍と言うことで参考にして作ってみました。スペース効率とか気にしないので、蝦名さん回路も参考にして入力カップリングに並列にコンデンサを追加しています。

部品
OPアンプ(オペアンプ)はAD(Analog Devices)のAD712(AD712JN)に変更、電源の電解コンデンサは220μから270μのOS-CON(三洋OSコンデンサ)に変更しました、が、OSコンということで耐圧は低めになってしまいました。電源は9Vを想定しているのでおそらく大丈夫ですが。PC用の使用を想定しているので、電源は006P電池ではなくACアダプタとしています。
AD712よりOP275を使ってみたかったのですが共立エレショップでは在庫切れでした。
ケースの予算がない&加工するのが面倒等の理由で、コネクタ等は基板直付けタイプを使いました。本来ユニバーサル基板では使えない、足が太いコネクタですが基板側の穴を無理矢理広げて使ってみました。音声回路の抵抗は左右組なので2組(4本)ずつ購入して、DMMで抵抗値を計って揃った1組(2本)ずつを使いました。
その他の部品は中村さんのものとほぼ同じです。

なぜOPアンプにADIのを使ったか?と言えば、RD-X4に採用されていたり、ASUSのマザボに載っているADIオンボードはオンボードのくせに音が良かったという印象があるからです。


ACアダプタはPioneer(パイオニアコミュニケーションズ)のVT-02という8.5V/250mAのアダプタです。音響メーカーであるパイオニアですが、電話機部門ですのであんまり関係有りません。コードレス電話の付属品と言うことでノイズの少なさに期待がもてます。
250mAというとアンプに使う電源としては小さいですが、もともと電池での携帯を意識したヘッドホンアンプなので全く問題ないはずです。


細かい部分は特に書くことはないので割愛。
しいて言えば、DC入力コネクタが不良品だったのか、マイナス側が導通せず気づくまで焦りました。DC入力コネクタにはマイナス側の足が2本あるので、もう1本もハンダ付けしたら無事動きました。
ボリュームはアルプス製、ではなく150円ぐらいで基板用小型タイプの安物ですが、中村さんのページの通りBカーブをインチキAカーブ化して使ったのが良かったのか、連動誤差は気にならない範囲でした。
電子工作に慣れないので部品の配置がお見せできないぐらい滅茶苦茶ですが、配線間違いはなかったらしく一発動作。滅茶苦茶な割に発振することもなく、安心しました。


聴いてみる
CMoyを通して聴いてみました。
SONY製の平凡でかなり安いイヤホンで聴いています。E8から始まる型番なので、現行(E9xx)の1世代前のはずです。せめて3千円以上ぐらいするやつが買いたい・・・。とかいいつつMX500とか買いそう。
ちなみにホワイトノイズは「まず気にならないけど、気にする人は多少気にする」ぐらいに聞こえます。PC使ってるときはPCの動作音に紛れてあまり気になりませんし、PC以外で使うときは基本的に何も再生していない状態というのはほとんどないので、気にしなくて良いかと思います。
シールドしてくれるケースもないのに、PCの側に置いたり繋いだからと言ってノイズが増えたりしていないのは良いと思いました。

ソースその1:
 160KbpsのMP3をCASIOのPDA BE-500で再生
 :高域が物足りなく感じます。つまりMP3がMP3らしく聞こえると言うことです。その他の音域は全体的にすっきりした印象があります。
  CMoyを使わないときは音が全体的にはっきりしなかったためなのか高域の物足りなさはあまり感じませんでした。
ソースその2:
 CDをPCで再生して、AOpenのAW744proから出力
 :WAVEソースと言うことで高域の物足りなさは感じませんでした。
  AW744pro単独の時に足りないと感じていた低音が少し補われたかな?。素直で聴きやすいです。
ソースその3:
 MP3をPCで再生して、AOpenのAW744proから出力
 ;BE-500で聴いたときよりは若干ですが、高域が物足りないと感じます。

感想:
低音とか高音が目立つわけでもなく、必要最低限しか増幅されていません。hamtaroさんのところに感想が有るように、フラットな音と言えるだろうなと思います。
音量をかなりしぼってもそれなりに聴けます。これは気に入りました。布団に入ってから、眠気を妨げないように音量を絞って聴くときに良いかもしれません。
MP3のときに高域が物足りなくなるのには驚きました。160KbpsのMP3でCDとの音質差をこんなにはっきりと感じたのは初めてです。それぐらい音をフラットに出力している感じがあります。hamtaroさんのところに「モニター用向けかも」と有った通りでしょうか。

PCでは、AW744proのOPアンプを通っているにもかかわらず、音がCMoy側の特徴になった気がします。やはりヘッドホンアンプは音質にかかわるのだなと思いました。
比較的派手目に聞こえると言われているソニーイヤホンで、オーディオのまともな知識もないので適当な(見当違いな?)感想ですが、こんな感じになりました。

他のOPアンプだと全然違うんでしょうね。中音が良く聞こえるOPアンプで女性ボーカルを聴いてみたいかも。


制作総額は2400円ぐらい。AD712が577円、OSコンが1本300円程度×2本で計600円してるんで、JRC(日本無線)のOPアンプにしてみたり(JRCは安くて高性能なOPアンプが多いらしい)、電解コンデンサも普通のやつにすると、ぐっと安くなります。出力がヘロヘロな安物のポータブルCDやMD、MP3プレーヤーに使うと効果有りかなと思います。

次は同じくADのOP275かバーブラウン(Texas Instruments)のOPA2064で作ってみたいなー。
(OPアンプだけ差し替えれば良いのだけれど、あまりにも部品配置が下手なので作り直したい)

しかし、2千数円かけたヘッドホンアンプを、それより安い値段のイヤホンで使っているやつは世の中に俺ぐらいしか居ない気がする(笑)。

さて、近いうちに代わりのイヤホンかヘッドホン買ってみます。
いろいろなことに使っているせいで、そろそろ寿命っぽい(左チャンネルの音が小さい気がする)ので。

投稿者 けーえすtj : 2005年10月05日 10:05

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トラックバック時刻: 2005年12月28日 15:13

コメント

こんばんわ、はむです。
旧日記から古い記事を引用して頂いてどもです(^^;
ここ最近はDAC作りばっかりしてますが、その前にCMoyアンプを作りまくってたお陰で、部品による音のクセは随分学ばせて頂きました。
工作系音道楽はなかなか病み付きになるものがあるので、今後とも是非お楽しみください!
ではでは~

投稿者 はむたろう : 2005年10月17日 22:48

>はむたろう様
こっちの勝手なリンクに返信ありがとうございます。

特に音楽とか聴かないのに、電子機器好きなのでついついハードに目がいってしまう・・・

投稿者 けーえす : 2005年10月20日 18:09

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