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2009年09月08日

RADEON 3100はHD3100の夢を見るか?

かなり久々に、PC関係の話。

AMDのグラフィック統合チップセットに、780Gと780Vというやつがあります。
それぞれRADEONのHD3200と3100を統合しています。

この2つの違いは
780G(HD3200) → コアクロック500MHz、AVIVO HD(UVD)対応
780V(3100) → コアクロック350MHz、AVIVO HD非対応

物理的には同じハードウェアなのですが、出荷時にこのような差をつけています。

コアクロックが違うので、当然ながら3Dグラフィック性能は異なります。
3Dゲームをやりたいわけではないので、ここら辺はどうでもいいのですが。

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もう一つの違い、AVIVO HD対応の有無。
AVIVO HD(UVDとかDxVAとか言うことも)と言うのは、動画ファイルの再生処理をCPUに負荷をかけることなくやってくれるありがたい機能なのです。

SD(標準画質・いわゆるDVD相当)動画なら、CPU負荷は大したことないのでAVIVO非対応でも全く問題ないのですが、HD(ハイビジョン・デジタル放送相当)動画は再生時のCPU負荷がすごいことになります。

1920×1080フルHDサイズのH.264(MP4)だと、デュアルコアCPU(Core2Duoとか)を搭載したPCでも映像がカクカクしてしまうわけで。

そこで登場するのがAVIVO HD。対応ソフト(市販バージョンのPowerDVDとか、フリーだとMPC-HC)があれば、CPUにほとんど負荷をかけずにフルHDのH.264が再生できます。

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で、話は戻りますが、780V(3100)の方には、このありがたい機能がありません。

そこで今回は、780Vの無効化されたAVIVO HDを有効化してみたいと思います。
「RADEON 3100→HD3100化」です。

とりあえず、作業を始める前の状態で、GPU情報をキャプチャ。

当たり前ですが、3100として認識されています。
注目するのはDeviceIDの項目。9613(もしくは9611)という部分が、3100であることを表しています。

作戦1
ハードウェアに書き込まれているDeviceIDを、HD3200のものに変えてしまう
HD3200のDeviceIDは、9610ないし9612です。
DeviceIDはVGA BIOSに書き込まれていると思われるので、ATIWinFlashなどのツールで直接書き換えてしまえばいいのでは?と考えました。失敗したら起動しなくなりますが・・・

作戦1の結果→無理
780G/780Vのようなチップセット統合グラフィックは、VGA BIOS単体では書き換えできないみたいですorz

作戦2
仕方ないので、グラフィックドライバ(Catalyst)の方を弄る
AVIVO HD機能の有効無効を判断しているのはグラフィックドライバなので、ドライバに対して、この装置はHD3200だと思い込ませればOKなはず。

まず、現在インストールされている3100のドライバを削除します(デバイスマネージャからドライバソフトウェアを削除&セーフモードで起動してDriver SweeperすればOK)。

続いて、infを偽装したCatalystをインストール。

infの偽装ですが、まずCatalystを解凍→インストール中断して、解凍されたファイルを手に入れます。

Vista/7の場合、C:\ATI\Support\(バージョン番号)_vista32_win7_32_dd\Packages\Drivers\Display\W7_INFというフォルダ内に「CLなんちゃら.inf」と「CWなんちゃら.inf」があるので、メモ帳などのテキストエディタで開いて
"ATI Radeon 3100 Graphics" = ati2mtag_RS780, PCI\VEN_1002&DEV_9611
"ATI Radeon 3100 Graphics " = ati2mtag_RS780M, PCI\VEN_1002&DEV_9613
の行を削除し、
"ATI Radeon HD 3200 Graphics" = ati2mtag_RS780, PCI\VEN_1002&DEV_9610
"ATI Radeon HD 3200 Graphics " = ati2mtag_RS780M, PCI\VEN_1002&DEV_9612
の行で、9610を9611に、9612を9613にそれぞれ書き換えればOKです。

書き換えたら、C:\ATI\Support\(バージョン番号)_vista32_win7_32_ddフォルダのSetupを起動して、ドライバをインストールします。
infを弄ってるので、Windowsが警告してきますが・・・

あとは再起動すれば、ちゃんとHD3200として認識されているみたいです。

クロックはVGA BIOS依存なので変化しません。

お約束のATI HD Registry Tweaks(Vista/7でUACが有効だと適用できないので注意)を実行して、もう一度再起動しましょう。RADEON HD3200/3100はHD2400ベースなので、実行時はすべての質問で「はい」を選べばOK。

DxVA Checker
ちゃんと?AVIVO HDが有効になっています(若干CPU使用率が高い気がする・・・)。

注意点
780V(3100)は、ビデオメモリをメインメモリから間借りするわけですが、この容量が128MBだとAVIVO HDがまともに機能しません。マザーボードのBIOS設定から256MB以上にしましょう。

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ちなみに

RADEON 3100のまま、Reg Tweaksだけ実行すると?
→H.264再生支援は有効になるが、MPEG2HD再生支援が無効。

RADEON HD3200ドライバをインストールし、Reg Tweaksを実行しないと?
→MPEG2HD再生支援は有効になるが、H.264再生支援が無効ぽい?

ということで、HD3100化するためには、infのHD3200化とReg Tweaksの両方を実行する必要があるみたいです。

投稿者 けーえすtj : 2009年09月08日 11:28

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